特徴のない平面である対象物を3Dスキャンする場合、対象物の上や周囲にマーカーポイントを置くなど、3Dスキャンのトラッキング補助が必要であることは、もうお分かりだと思いますが、オブジェクトの周りにたくさんのマーカーを貼り付けるよりも、他の便利なソリューションの方が早くて簡単かもしれません。
では、本題に入りましょう。
紙/布
そう、スキャンする対象物の下に湿らせた紙や布を敷くだけでいいです。Revopoint3Dスキャナーはフィーチャーモードで問題なく追跡できます。 ただし、黒い紙や布はスキャナーに見えにくいので使わないでください。
後処理で紙や布を取り除くのを簡単にしたい場合は、被写体を紙や布から浮かせておくと、後処理中に不要な部分を素早く切り取ることができます。
参照用オブジェクト
これらは、アクションフィギュア、靴、パイナップルなど、スキャンする対象物の周囲に置かれた特徴のあるオブジェクトにすることができます。 スキャンする対象物によっては、1つで済む場合もあります。 例えば、車のタイヤをスキャンする場合、RANGEスキャナーがスキャンするには、タイヤの内側に置かれ、側面から突き出ている特徴のある物体で十分です。
粘着テープ
大量のマーカーを対象物にひとつひとつ貼って、そして長い時間をかけて削っていくのは嫌な場合があるだと思います。 透明テープがあれば、効率向上です。 透明テープを対象物に貼り、マーカーをテープに貼り付けるだけで十分です。 つまり、マーカーの効果は得られるが、テープを引っ張ればすぐに剥がすこともできます。 ただし、ペンキが付着している場合は、テープがペンキの固まりを引き剥がす可能性があるので注意してください。
正十二面体磁石
磁性体の表面を持つものをスキャンする場合、スキャンするときに対象物から簡単に着脱できるので、こちらがおすすめです。3Dプリンターがあれば、自分で作ることもできます。プリントアウトして、マグネットとマーカーシールを追加するだけで、再利用可能で使いやすいリファレンス・オブジェクトが完成します。
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Revo Scanでのメッシュの後処理
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